文豪 たち の 悪口 本
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ホーム > 和書 > 文芸 > 文芸評論 > 文芸評論(日本) 内容説明 文豪たちが残した赤裸々な罵詈雑言。 目次 1 太宰治の章 2 中原中也の章 3 無頼派×志賀直哉の章 4 夏目漱石の章 5 菊池寛×文藝時代の章 6 永井荷風×菊池寛の章 7 宮武外骨の章 8谷崎潤一郎×佐藤春夫の章
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Top positive review 4. 0 out of 5 stars 太宰の人となり Reviewed in Japan on August 6, 2019 「悪口本」ということで、期待して読んだ。どのような悪口を文豪たちは残しているのか。読んだ結果は、期待以上だった。 特に太宰の、川端康成に対する批判、志賀直哉に対する罵倒は格別である。芥川賞受賞を阻まれたことで、川端に殺意まで抱いたことを率直に太宰は述べる。また「無頼派」の一員として、「小説の神様」に浴びせた痛烈な悪口は、読んでいて失笑を禁じえなかった。 しかしながら、これら太宰の悪口を読んで感じたことは、太宰がその心中に有していた「幼児性」「自己中心性」である。言い換えれば「頭の悪いテロリスト的性格」である。その特徴は、彼の「不朽の名作」(否「普及の迷作」! )である「走れメロス」に如実に表れている。(なおその理由については、「走れメロス」へのレヴューをお読みいただきたい。) 「テロリスト的思考」とは、「自分の思い通りにならない場合は、暴力をも辞さないという考え」である。太宰の場合は、その暴力は、薬物中毒、自殺未遂・心中未遂など、「自分」へと向かい、最後には(念願通り)情死を果たした。たしかに人一人の死というものは、痛ましいことである。しかし周りの人々にとっては「堪ったものではな」かったことだろう。 また太宰の「幼児性」については、「如是我聞」に残された、志賀に対する悪口のいくつかをあげれば、理解が可能だろう。どれを読んでも「大人げない」、換言すれば「子供の喧嘩か」と思わせるものばかりである。見方によっては「微笑ましい」とも表現できるかもしれないが「東大まで出た秀才が、後々まで残すようなものか」と思ってしまう。 この批評には、憤慨される「太宰ファン」もいるだろうが、「太宰嫌い」の一読者が、「太宰の人となりを見つけた」上での戯言と思召していただければ幸いである。 51 people found this helpful Top critical review 3. 0 out of 5 stars 太宰治の「刺す」に惹かれて購入しましたが… Reviewed in Japan on July 1, 2019 Twitterで話題になっていたので、さっそく書店にて購入し読んでみました。 彼らのステキな悪口が名言集のようにまとめられているわけではなく、手紙や雑誌を通しての言い合いや、愚痴を綴った日記の一部がそのまま掲載されています。 現代語訳されているわけではないので、ちょっと読みにくいです。 (私自身、月5〜10冊程度の本を読みますが、何を言っているかわからない部分が多々ありました。) 太宰治の「刺す」に惹かれて、「他にどんなパワーワードが?
『文豪たちの悪口本』｜感想・レビュー - 読書メーター
Top reviews from Japan There was a problem filtering reviews right now. Please try again later. Reviewed in Japan on July 1, 2019 Twitterで話題になっていたので、さっそく書店にて購入し読んでみました。 彼らのステキな悪口が名言集のようにまとめられているわけではなく、手紙や雑誌を通しての言い合いや、愚痴を綴った日記の一部がそのまま掲載されています。 現代語訳されているわけではないので、ちょっと読みにくいです。 (私自身、月5〜10冊程度の本を読みますが、何を言っているかわからない部分が多々ありました。) 太宰治の「刺す」に惹かれて、「他にどんなパワーワードが? !」とワクワクしながら読み進めましたが、とくに感動することもなく読了してしまいました。 文豪たちの関係性が垣間見得える点ではとても面白いと思いますが、悪口に期待して買うとちょっと拍子抜けするかもしれません。 ひとまず、読みやすい本ではないと思うので、購入する際は一度書店で中身を確認するのをオススメします。 Reviewed in Japan on August 6, 2019 Verified Purchase 「悪口本」ということで、期待して読んだ。どのような悪口を文豪たちは残しているのか。読んだ結果は、期待以上だった。 特に太宰の、川端康成に対する批判、志賀直哉に対する罵倒は格別である。芥川賞受賞を阻まれたことで、川端に殺意まで抱いたことを率直に太宰は述べる。また「無頼派」の一員として、「小説の神様」に浴びせた痛烈な悪口は、読んでいて失笑を禁じえなかった。 しかしながら、これら太宰の悪口を読んで感じたことは、太宰がその心中に有していた「幼児性」「自己中心性」である。言い換えれば「頭の悪いテロリスト的性格」である。その特徴は、彼の「不朽の名作」(否「普及の迷作」!
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文豪たちの悪口本
文豪たちは悪口もすごかった! 太宰治、中原中也、夏目漱石といった作家ごとに分類し、文豪同士の喧嘩や家族へのあてつけ、世間の愚痴などを、随筆・日記・手紙・友人や家族の証言をもとに紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】 文豪と呼ばれる大作家たちは、悪口を言うとき、どんな言葉を使ったのだろうか。 そんな疑問からできたのが、本書『文豪たちの悪口本』です。 選んだ悪口は、文豪同士の喧嘩や家族へのあてつけ、世間への愚痴など。随筆、日記、手紙、友人や家族の証言から、文豪たちの人となりがわかるような文章やフレーズを選びました。これらを作家ごとに分類し、計8章にわたって紹介していきます。 川端康成に「刺す」と恨み言を残した太宰治、周囲の人に手当たりしだいからんでいた中原中也、女性をめぐって絶交した谷崎潤一郎と佐藤春夫など、文豪たちの印象的な悪口エピソードを紹介しています。 文豪たちにも人間らしい一面があるんだと感じていただけたら、うれしく思います。【商品解説】
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!」とワクワクしながら読み進めましたが、とくに感動することもなく読了してしまいました。 文豪たちの関係性が垣間見得える点ではとても面白いと思いますが、悪口に期待して買うとちょっと拍子抜けするかもしれません。 ひとまず、読みやすい本ではないと思うので、購入する際は一度書店で中身を確認するのをオススメします。 102 people found this helpful 95 global ratings | 27 global reviews There was a problem filtering reviews right now. Please try again later. From Japan Reviewed in Japan on July 1, 2019 Twitterで話題になっていたので、さっそく書店にて購入し読んでみました。 彼らのステキな悪口が名言集のようにまとめられているわけではなく、手紙や雑誌を通しての言い合いや、愚痴を綴った日記の一部がそのまま掲載されています。 現代語訳されているわけではないので、ちょっと読みにくいです。 (私自身、月5〜10冊程度の本を読みますが、何を言っているかわからない部分が多々ありました。) 太宰治の「刺す」に惹かれて、「他にどんなパワーワードが? !」とワクワクしながら読み進めましたが、とくに感動することもなく読了してしまいました。 文豪たちの関係性が垣間見得える点ではとても面白いと思いますが、悪口に期待して買うとちょっと拍子抜けするかもしれません。 ひとまず、読みやすい本ではないと思うので、購入する際は一度書店で中身を確認するのをオススメします。 Reviewed in Japan on August 6, 2019 「悪口本」ということで、期待して読んだ。どのような悪口を文豪たちは残しているのか。読んだ結果は、期待以上だった。 特に太宰の、川端康成に対する批判、志賀直哉に対する罵倒は格別である。芥川賞受賞を阻まれたことで、川端に殺意まで抱いたことを率直に太宰は述べる。また「無頼派」の一員として、「小説の神様」に浴びせた痛烈な悪口は、読んでいて失笑を禁じえなかった。 しかしながら、これら太宰の悪口を読んで感じたことは、太宰がその心中に有していた「幼児性」「自己中心性」である。言い換えれば「頭の悪いテロリスト的性格」である。その特徴は、彼の「不朽の名作」(否「普及の迷作」!
)。 いや面白い本でした。 Reviewed in Japan on September 19, 2019 Verified Purchase 悪口は面白いものです。言う方も言われる方も互いに面白がっています。面白みが無くなったら取っ組み合いの喧嘩になって悪口じゃなくなりますね。読んだ人もアッハハでお仕舞。大いに楽しみましょう。悪口の中に真実がみえます。互いに 認め合う真実が。面白いですね。 Reviewed in Japan on February 2, 2020 Verified Purchase 魅力的なクリエーターは主張や個性が強いもの。独特の感情と主張がある。 スター同士の抗争。財産額を公開するゴシップ記事。それらを楽しむ大衆。大正・昭和初期でも2020年現代でも、この構造は変わらない。そして100年たった今でも当時の悪口合戦に興味関心をしめさせる、スター文豪は偉大。 Reviewed in Japan on January 21, 2020 Verified Purchase 届いて封筒を開くとまず表紙の擦られたような傷が目立ちました。 中には本の上でカッターを使ったかのような爪に引っかかる深さの傷まで、 破れたり切れている訳では無いですが残念でした。 まだ読んでいませんが内容に期待を込めて星はふたつです。 2. 0 out of 5 stars 保管状況でしょうか。 By 木苺ジャム on January 21, 2020 Images in this review